闇金や個人融資から勝手に振り込まれた時は、相手の指示どおりにすぐ返金しないことが大切です。

・キャンセルしたのに入金された
・借りると言っていないのに振り込まれた
・少額だけ勝手に入っていた
・返金先の口座を指定された
・利息を付けて返せと言われた

こうした状況で、

「これは返さないといけないのか」
「相手の言う口座にすぐ返金していいのか」

と不安になっている方もいると思います。

闇金や悪質な個人融資では、同意が曖昧なまま少額を振り込み、後から高額な返済を求めるケースがあります。

いわゆる押し貸しと呼ばれる手口につながる可能性もあります。

この記事では、闇金に勝手に振り込まれた時の対処法、返金先口座を指定された場合の注意点、追加被害を防ぐために確認すべきことを解説します。

闇金に勝手に振り込まれるケースはある

闇金や個人間融資では、利用者がはっきり借りると決めていない段階で、勝手に振り込まれるケースがあります。

例えば、

・申し込みだけした
・審査中だった
・条件を聞いて断った
・キャンセルした
・口座情報だけ先に送った
・少額なら不要と伝えた

このような状態でも、相手が一方的に入金してくることがあります。

その後で、

・もう貸した
・返済日までに返せ
・利息を付けて払え
・キャンセルはできない
・返金するなら指定口座へ送れ

と言われる流れです。

利用者側からすると、借りる意思がなかったのに「借りた扱い」にされるため、強い不安を感じやすくなります。

勝手に振り込まれたらまず入金内容を確認する

知らない入金があった場合は、まず入金内容を確認してください。

確認したいのは、

・入金日
・入金額
・振込名義
・振込元の銀行名
・相手からの連絡内容
・事前に同意した金額かどうか
・自分が借りる意思を示したかどうか

などです。

ここを整理しないまま相手とやり取りすると、相手の言い分に流されやすくなります。

特に、少額の入金に対して高額な返済を求められている場合は注意が必要です。

例えば、1万円や2万円だけ振り込まれたのに、数日後に倍以上の金額を請求されるようなケースがあります。

その場で慌てて返金するのではなく、入金の事実と相手の主張を分けて考えることが大切です。

相手の指定口座へすぐ返金しない方がよい

勝手に振り込まれた場合、相手から返金先の口座を指定されることがあります。

ただし、相手の指示どおりにすぐ送金するのは危険です。

理由は、指定された口座が相手本人の口座とは限らないからです。

例えば、

・第三者名義の口座
・別人の個人口座
・別業者が使っている口座
・犯罪に使われている可能性がある口座

などを指定されるケースも考えられます。

相手は「ここに返せば終わる」と言うかもしれません。

しかし、指定口座へ送った後に、別の名目で追加請求される可能性もあります。

また、第三者口座へ送金してしまうと、後から説明が難しくなる場合があります。

勝手に振り込まれた時点で不安になるのは自然ですが、相手の指示だけで送金先を決めない方が安全です。

押し貸しの可能性を考える

勝手に振り込まれた場合、押し貸しの可能性があります。

押し貸しとは、同意が曖昧なまま勝手にお金を振り込み、後から返済や利息を求める手口を指すことがあります。

例えば、

・借りる前に勝手に入金された
・キャンセル後に振り込まれた
・少額だけ入金され高額請求された
・返金すると言っても利息を求められた
・返金先に別口座を指定された

などです。

押し貸しの怖いところは、相手が「もう貸した」と主張してくる点です。

利用者側は借りる意思がなかったとしても、入金があることで相手に強く出られたように感じます。

闇金の押し貸しについては、闇金の押し貸しで勝手に振り込まれる手口を解説でも詳しく整理しています。

口座情報を先に送っていた場合は注意

勝手に振り込まれるケースでは、事前に口座情報を送っていることがあります。

例えば、

・銀行名
・支店名
・口座番号
・口座名義
・通帳アプリの画面
・キャッシュカード画像

などです。

口座情報は、振込のために必要と言われると送ってしまいやすい情報です。

ただ、条件が決まっていない段階で口座情報を渡すと、勝手な入金につながる可能性があります。

特に、

・借入額が決まっていない
・返済日が分からない
・完済金が不明
・手数料の説明がない
・キャンセルした後だった

このような状態で入金された場合は注意が必要です。

闇金に口座情報を教えるリスクについては、【闇金に口座情報を教えるのは危険】悪用リスクと対処法でも解説しています。

キャンセル後に振り込まれた場合

キャンセルした後に振り込まれるケースもあります。

利用者側は「もう断った」と思っていても、相手が一方的に振り込む場合があります。

その後で、

・キャンセルは間に合わなかった
・手続き済みだから返済が必要
・入金した以上は利息が発生する
・返さないなら会社に連絡する
・緊急連絡先に説明する

などと言われることがあります。

このような言い方をされると、怖くなって従いたくなるかもしれません。

ただし、キャンセル後に勝手に振り込まれているなら、相手の対応自体がかなり危険です。

審査後にキャンセルしたい場合のリスクについては、【闇金の審査後にキャンセルしたい】断る前に知るべきリスクも参考になります。

借りてないのに請求されるケースとつながる

勝手に振り込まれた後は、「借りてないのに請求された」という状態になりやすいです。

相手は入金を理由に、

・元金を返せ
・利息も払え
・手数料が必要
・キャンセル料が発生した
・迷惑料を払え

などと言ってくることがあります。

しかし、利用者側が明確に借りる意思を示していないなら、相手の主張をそのまま受け入れるのは危険です。

特に、最初の入金額より大きな金額を請求されている場合は慎重に考える必要があります。

闇金で借りてないのに請求された時の考え方については、闇金で借りてないのに請求された時の対処法でも詳しく解説しています。

勝手な入金を放置するのも危険

相手の指示どおりに送金するのは危険ですが、勝手な入金を完全に放置するのも避けた方がよいです。

なぜなら、後から相手が、

・返す意思がない
・借り逃げした
・飛ばした
・連絡を無視した
・会社に連絡する

などと主張してくる可能性があるからです。

大切なのは、相手の言い分だけで動かないことです。

入金記録、相手とのやり取り、借りる意思がなかったことが分かる文面を保存しておく必要があります。

そのうえで、銀行や相談先に確認しながら対応した方が安全です。

やり取りと入金記録を保存する

勝手に振り込まれた場合は、必ず記録を残してください。

保存しておきたいものは、

・入金履歴
・振込名義
・入金額
・入金日時
・相手のLINEアカウント
・SNSアカウント
・申し込み時の文面
・キャンセルした文面
・返金先口座を指定された文面
・利息や返済額を請求された文面
・会社や家族への連絡を示す内容

などです。

怖くなってトーク履歴を消したくなるかもしれません。

しかし、削除すると後から相談しにくくなります。

スクリーンショットやメモとして残しておけば、状況を説明しやすくなります。

追加で個人情報を送らない

勝手に振り込まれた後、相手が追加情報を求めてくることがあります。

例えば、

・返金処理に身分証が必要
・本人確認のため自撮りを送って
・勤務先確認が必要
・緊急連絡先を追加して
・通帳画面を送って

などです。

しかし、勝手に振り込まれた時点で、相手の対応は不透明です。

そこで追加情報を送ると、さらにリスクが大きくなります。

身分証や勤務先、緊急連絡先は、後から圧力材料にされる可能性があります。

闇金に申し込む前の情報提出リスクについては、【闇金に申し込む前に】情報を送るリスクと注意点でも整理しています。

第三者名義の口座を指定されたら警戒する

返金先として、第三者名義の口座を指定された場合は特に注意してください。

例えば、

・相手の名前と違う口座
・知らない個人名義の口座
・毎回違う振込先
・口座名義の説明が曖昧
・急いで送金するよう迫られる

このような場合です。

闇金や個人融資では、他人名義の口座を使うケースがあります。

相手は「担当口座」「返金専用」「管理口座」などと説明するかもしれません。

ただ、名義が違う口座へ送金すると、後から別のトラブルに巻き込まれる可能性があります。

相手が説明できない口座へ送る前に、必ず一度立ち止まった方がよいです。

会社や緊急連絡先を出している場合

すでに勤務先や緊急連絡先を渡している場合、相手から連絡をちらつかされることがあります。

例えば、

・会社に確認する
・緊急連絡先に話す
・家族に説明する
・職場へ電話する
・本人が飛んだと伝える

などです。

このような言葉を見たり聞いたりすると、すぐに支払わないと大変なことになるように感じます。

しかし、怖いからといって相手の要求に従い続けると、追加請求につながる可能性があります。

職場への連絡が不安な場合は、【闇金から職場にFAXや電話?】会社バレのリスクと対処法も参考になります。

すでに返金してしまった場合

すでに相手の指定口座へ返金してしまった場合でも、追加請求に応じ続けるのは危険です。

一度送金した後に、

・利息が足りない
・手数料が残っている
・返金先が違う
・処理費用が必要
・迷惑料を払え

と言われるケースがあります。

支払ったことで終わる場合もあるかもしれません。

ただし、悪質な相手では、支払い実績を見てさらに請求してくる可能性があります。

すでに返金した場合は、振込日時、金額、振込先、相手の文面を保存してください。

そのうえで、追加請求には慎重に対応する必要があります。

銀行や相談先に確認する

勝手に振り込まれた場合は、銀行や相談先に確認することも選択肢です。

特に、

・知らない入金がある
・返金先が第三者名義
・相手の説明が曖昧
・高額な利息を請求されている
・勤務先や家族への連絡を示されている
・追加請求が続いている

このような場合は、一人で判断しない方が安全です。

警察、消費生活センター、弁護士や司法書士など、相談できる先を確認してください。

闇金や違法性が疑われる個人融資は、通常の貸金トラブルとは違う動きをすることがあります。

一人で抱え込むと、相手の言葉に押されて不利な対応をしてしまう可能性があります。

闇金や個人融資は利用しない方が安全

大前提として、闇金やリスクの高い個人融資は利用しない方が安全です。

勝手に振り込まれた時点で、相手はかなり危険な対応をしていると見た方が自然です。

闇金には、

・高金利
・短期返済
・会社連絡
・緊急連絡先への連絡
・押し貸し
・キャンセル料請求
・個人情報の悪用

などのリスクがあります。

「少額だけなら大丈夫」
「返せば終わるはず」

と思っても、相手が悪質な場合は終わらない可能性があります。

これ以上やり取りを続ける前に、闇金以外の方法や相談先を確認することが大切です。

まとめ

闇金に勝手に振り込まれた場合、相手の指示どおりにすぐ返金しないことが大切です。

勝手な入金は、押し貸しや借りてないのに請求されるトラブルにつながる可能性があります。

特に、

・キャンセル後に振り込まれた
・借りる意思がないのに入金された
・少額入金後に高額請求された
・返金先に第三者口座を指定された
・会社や緊急連絡先への連絡を示された

このような場合は注意が必要です。

まずは入金記録、相手の文面、返金先口座、請求内容を保存してください。

追加で個人情報を送らず、相手の指定口座へすぐ送金しない方が安全です。

すでに返金してしまった場合でも、追加請求に応じ続けるのは危険です。

不安が強い場合は、銀行、警察、消費生活センター、弁護士や司法書士などに相談できるか確認してください。

大前提として、闇金やリスクの高い個人融資は利用しないに越したことはありません。

勝手に振り込まれた時点で一度立ち止まり、これ以上相手のペースで動かないようにすることが重要です。

よくある質問