近年、消費者金融やカードローンから借入ができず、やむを得ず闇金やソフト闇金に手を出してしまう人が増えています。
背景には「総量規制」という法律があり、借入が制限されることで資金繰りが厳しくなってしまう人が多いのです。

そんな中、闇金トラブルの相談先として注目されているのが「山本綜合法律事務所」です。
今回は、その概要や実際の口コミ、闇金対応の実態について詳しく解説します。

山本綜合法律事務所とは

山本綜合法律事務所は、債務整理・過払い金・闇金問題などを幅広く取り扱う弁護士法人です。
全国対応しており、電話やメール、LINEでの無料相談も可能です。

特に「闇金からの取り立てを止めたい」「返済の猶予をお願いしたい」といった相談が多く、
弁護士が介入することで、違法な取り立て行為を止めるよう業者に通知を送ります。

総量規制とは何か

「総量規制」とは、貸金業者が個人の年収の3分の1を超える貸付を原則禁止する制度です。
目的は、借りすぎによる多重債務を防止し、利用者を保護することにあります。

ただし、以下のようなケースは対象外です。

・銀行の住宅ローンや自動車ローン

・クレジットカードのショッピング枠

・配偶者貸付など一部の例外貸付

このため、一般の消費者金融から借りられなくなった人が、結果的に闇金や個人融資に流れてしまうケースが増えています。

なぜ闇金に手を出してしまうのか

借入できる先がなくなると、次のような状況に追い込まれます。

・給料日前でお金が必要

・家族や知人に頼れない

・一時的に資金を繋ぎたい

こうした事情から、SNSやネット掲示板で見かけた個人融資・ソフト闇金に手を出してしまう人が多いのです。
しかし、闇金業者は高金利・脅迫的な取り立て・個人情報の悪用など、違法行為を平然と行います。

一度借りてしまうと、抜け出すのは非常に困難です。

山本綜合法律事務所に相談した場合の対応

山本綜合法律事務所に闇金問題を相談すると、弁護士が業者に対して「受任通知(介入通知)」を送ります。
これにより、ほとんどの業者は一時的に取り立てをやめる傾向があります。

ただし、すべての闇金が弁護士の介入に従うわけではありません。
悪質な業者の中には、弁護士を無視して連絡や嫌がらせを続けるケースもあります。

そのような場合は、弁護士と警察が連携して対応する必要があります。
闇金の中でも特に悪質な相手には、弁護士だけでの解決が難しいケースも存在します。

山本綜合法律事務所の口コミ(5chより)

以下は、5chに投稿された実際の相談の一例です。
(※匿名掲示板での情報のため、あくまで参考としてご覧ください)

0144 名無しさん@お腹いっぱい。
給料が減ってしまい返せず、司法書士に入れようと思うのですが、初回で司法入れた方がどのようになったか教えてほしいです。
値段が安かったので山本綜合法律事務所に頼もうと思っています。

0147 名無しさん@お腹いっぱい。
初回でも元金和解なら特に揉めないことがほとんど。

0148 名無しさん@お腹いっぱい。
元金和解なら何もないだろうけど、ゼロ和解だと職場に連絡されるかもね。
山本綜合法律事務所は最近よく見るけど、実績はまだ不明。

この口コミから分かるように、山本綜合法律事務所は元金だけを返済して和解するケースが多いようです。
一方で、全く支払わない「ゼロ和解」を希望する場合は、闇金側が反発するリスクもあります。

和解の種類と注意点

闇金対応には大きく分けて、次の2つのパターンがあります。

① 元金和解
借りたお金の「元金のみ」を返済して解決を図る方法。
穏やかに解決できるケースが多く、最も現実的な手段です。

② ゼロ和解
元金も含めて一切支払わずに終わらせる方法。
闇金によっては激しい取り立てや嫌がらせに発展することもあるため、慎重な判断が必要です。

「もう支払う意思がない」「関係を断ちたい」と思う場合は、
ゼロ和解に強い専門家や警察と連携するのが安全です。

専門家選びで気をつけること

闇金対応を依頼する際は、次の点を意識しましょう。

・実績がある事務所かを確認する

・料金体系や対応内容を事前に聞く

・アフターフォローがあるかどうか

「闇金専門」をうたう法律事務所は増えていますが、
中には集客目的だけで実際には対応が不十分なところもあります。
依頼先を誤ると、事態が悪化する恐れもあるため注意が必要です。

まとめ:状況に応じて正しい選択を

山本綜合法律事務所は、闇金トラブルの相談先として一定の評価を得ています。
返済の猶予や分割払いなど、現実的な解決を目指す場合には有効な選択肢でしょう。

ただし、「一切支払う気がない」「完全なゼロ和解を希望する」といったケースでは、
相手業者が過激な対応に出るリスクもあります。

闇金問題の解決はケースバイケースです。
焦らず冷静に状況を整理し、必要に応じて弁護士・警察・消費者センターなど複数の専門機関に相談してください。

お金に困っても、闇金に頼ることだけは絶対に避けましょう。
そして、「正しい知識」と「冷静な判断」で、再スタートの一歩を踏み出してください。