闇金のLINEをブロックすることは、状況によってトラブルにつながる可能性があります。
・申し込み後に怖くなった
・キャンセルしたいけど言い出しにくい
・返済できないまま連絡を切りたい
・完済後もしつこく連絡が来る
・ブロックすれば終わるのか不安
こうした状況で、
「闇金のLINEをブロックしたらどうなるのか」
「会社や緊急連絡先に連絡されないか」
と悩んでいる方もいると思います。
ただ、闇金のLINEをブロックした後の反応は、状況やタイミング、業者の悪質性によって変わります。
何も起きないケースもありますが、説明なくいきなり連絡を切ることで、キャンセル料や押し貸し、職場への連絡につながる可能性もあります。
この記事では、闇金のLINEをブロックする前に知っておきたいリスクや注意点について整理して解説します。
闇金のLINEをブロックしても大丈夫とは限らない
闇金とのやり取りが怖くなったとき、LINEをブロックしたくなる方は多いと思います。
確かに、相手の連絡を見続けるのは精神的に負担です。
ただ、ブロックすれば必ず終わるとは限りません。
闇金側がすでに、
・電話番号
・勤務先
・緊急連絡先
・口座情報
・身分証
・住所
などを知っている場合、LINE以外の方法で連絡してくる可能性があります。
LINEをブロックしても、非通知の電話やSMS、別アカウントからの連絡に変わるケースがあります。
そのため、「LINEを消せば安全」と考えない方がよいです。
業者によって反応は大きく変わる
闇金のLINEをブロックした場合の反応は、業者によってかなり違います。
中には、ブロックされても深追いしない業者もいるかもしれません。
特に、まだ融資前で相手にとって利益が少ない段階なら、そのまま終わるケースもあります。
一方で、利息を取る利益がある以上、しつこく追ってくる業者もあります。
例えば、
・非通知で電話してくる
・別のLINEから連絡してくる
・緊急連絡先へ連絡すると言う
・勤務先へ確認すると脅す
・キャンセル料を請求する
などです。
つまり、ブロック後にどうなるかは一律ではありません。
だからこそ、状況を見ずに「ブロックすれば大丈夫」と判断するのは危険です。
申し込み後にいきなりブロックするのは危険
闇金や個人融資に申し込んだ後、怖くなってすぐLINEをブロックする方もいます。
ただ、申し込み後にキャンセルの意思を伝えず、いきなりブロックするのは危険なケースがあります。
相手が悪質な業者だった場合、
・冷やかしだと言われる
・手続きが進んでいると言われる
・キャンセル料を請求される
・勤務先へ連絡すると言われる
などの流れになる可能性があります。
もちろん、違法な請求に応じる必要があるという意味ではありません。
ただ、相手に個人情報を渡した後で急に連絡を切ると、業者側が難癖をつけてくる材料になるケースがあります。
申し込み後に怖くなった場合でも、感情的にブロックする前に、やり取りや相手の情報を残しておくことが大切です。
キャンセル料を請求されるケースがある
闇金では、申し込み後にキャンセルしようとすると、キャンセル料を請求されるケースがあります。
例えば、
・すでに審査した
・枠を確保した
・振込準備をした
・手続き費用がかかった
などと言われることがあります。
そのうえで、
・キャンセル料を払え
・払わないなら会社に連絡する
・緊急連絡先へ説明する
と圧力をかけられるケースもあります。
キャンセル料については、闇金のキャンセル料で請求される手口と注意点でも解説しています。
LINEをブロックしたことを理由に、後からキャンセル料を請求される可能性もあります。
そのため、申し込み後のブロックは特に注意が必要です。
口座情報を渡していると押し貸しのリスクがある
申し込み時に口座情報を渡している場合は、さらに注意が必要です。
闇金の中には、利用者がキャンセルしたつもりでも、勝手に少額を振り込んでくるケースがあります。
これは押し貸しと呼ばれる手口につながる可能性があります。
例えば、
・借りる意思がないのに振り込まれる
・後から高額な返済を求められる
・利息や手数料を請求される
・返さないと会社に連絡すると言われる
などです。
口座情報を渡した後にLINEをブロックすると、相手の動きが見えにくくなります。
その状態で勝手に振り込まれると、気づいたときにはトラブルが始まっているケースもあります。
押し貸しについては、闇金の押し貸しで勝手に振り込まれる手口を解説も参考になります。
借入後にブロックするとトバシ扱いされる可能性がある
すでに融資を受けている状態で、返済しないままLINEをブロックするのは特に危険です。
闇金側から見ると、連絡を切られたことで「トバシ」と判断される可能性があります。
トバシとは、借金を踏み倒そうとしている、飛ばそうとしていると見られるような状態を指すことがあります。
このように判断されると、
・電話が増える
・非通知で連絡が来る
・勤務先に連絡される
・緊急連絡先へ電話される
・家族や知人への連絡を示される
などのリスクがあります。
もちろん、闇金の違法な請求に従い続ける必要があるという意味ではありません。
ただ、返済前に説明なくブロックすると、相手が強く反応するきっかけになるケースがあります。
返済日に払えないままブロックするのも注意
返済日に払えないとき、怖くなってLINEをブロックしたくなる方もいると思います。
しかし、返済日に連絡を切ると、相手が一気に反応する可能性があります。
例えば、
・何時に払うのかと電話される
・会社へ確認すると言われる
・緊急連絡先へ連絡すると脅される
・利息や遅延分を追加される
などです。
返済できない不安がある場合は、まず状況を整理することが大切です。
闇金の返済日に払えない場合については、【闇金の返済日に払えない】遅れた時のリスクと対処法でも解説しています。
ブロックするかどうかだけで判断せず、相手にどこまで情報を渡しているか、どんな請求をされているかを確認した方がよいです。
会社や緊急連絡先に連絡されるケースもある
闇金のLINEをブロックした後、会社や緊急連絡先への連絡をちらつかされるケースがあります。
特に、申し込み時に勤務先や緊急連絡先を渡している場合は注意が必要です。
相手は、
・本人と連絡が取れない
・確認が必要
・勤務先に連絡する
・緊急連絡先へ説明する
などと言ってくることがあります。
会社への連絡は、利用者にとって大きな不安材料です。
その不安を利用して、支払いや再連絡を迫る業者もいます。
闇金から会社へ電話されるリスクについては、闇金は会社に電話してくる?会社バレのリスクと対処法でも詳しく解説しています。
完済後や再融資の連絡なら状況が変わる
完済後にしつこく再融資の連絡が来ている場合は、申し込み中や返済中とは状況が少し違います。
すでに完済しているなら、相手に返済義務を理由に強く言われる場面ではない可能性があります。
ただし、過去に渡した個人情報が残っていることはあります。
例えば、
・給料日前に再融資を勧められる
・前回の利用者だから出せると言われる
・別のLINEから連絡が来る
・また借りないかと誘われる
などです。
完済後の再融資については、【闇金の完済後に再融資】また借りるリスクと注意点でも解説しています。
完済後の連絡であっても、すぐに条件の話へ進んだり、追加の個人情報を渡したりしない方が安全です。
LINEをブロックする前にやり取りを残しておく
闇金のLINEをブロックする前には、やり取りを残しておいた方がよいです。
後から相談するときに、状況を説明しやすくなります。
例えば、
・LINEのトーク履歴
・相手のアカウント名
・請求金額が分かる文面
・振込先口座
・キャンセル料の請求内容
・会社や緊急連絡先への連絡を示す文面
・勝手に振り込むと言われた内容
などです。
ブロックしてしまうと、相手のアカウントや過去のやり取りを確認しにくくなる場合があります。
その前にスクリーンショットを残しておくことが大切です。
ブロックして終わらせようとする前に状況を分ける
闇金のLINEをブロックしたいときは、まず自分の状況を分けて考える必要があります。
例えば、
・申し込み前に相談しただけ
・申し込み後に個人情報を送った
・口座情報まで渡した
・融資を受けた後
・返済日前後
・完済後の再融資連絡
では、リスクが変わります。
申し込み前なら比較的軽いケースもあります。
ただ、個人情報や口座情報を渡している場合、ブロック後に別の問題が起きる可能性があります。
融資を受けた後なら、トバシ扱いされるリスクもあります。
そのため、「ブロックしていいか」ではなく、「どの段階でブロックするのか」を見ることが重要です。
一人で判断しない方がよいケース
次のような状況では、一人で判断しない方がよいです。
・すでにお金を受け取っている
・勤務先を伝えている
・緊急連絡先を渡している
・キャンセル料を請求されている
・口座情報を渡している
・会社に連絡すると言われている
・勝手に振り込むと言われた
このような場合、LINEをブロックするだけでは解決しない可能性があります。
弁護士や司法書士、警察、消費生活センターなどに相談することで、今後の対応を整理しやすくなります。
相談前には、相手とのやり取りや請求内容を残しておくとよいです。
闇金からの連絡を無視する場合との違い
LINEをブロックすることは、相手から見ると無視に近い状態になることがあります。
ただ、無視とブロックでは、相手に伝わる印象が違うケースもあります。
ブロックされたと分かれば、相手が別の連絡手段に切り替える可能性があります。
一方で、未読や既読無視の状態でも、電話やSMSが増える場合があります。
闇金からの連絡を無視するリスクについては、闇金からの連絡を無視するとどうなる?危険性と対処法でも解説しています。
どちらにしても、説明なく連絡を切る前に、相手にどこまで情報を渡しているかを確認することが大切です。
まとめ
闇金のLINEをブロックすることは、状況によってリスクが変わります。
何も起きないケースもありますが、業者によっては非通知の電話や別アカウント、勤務先への連絡などに切り替わる可能性があります。
特に、
・申し込み後にキャンセルを伝えずブロックする
・口座情報を渡した後にブロックする
・融資を受けたまま返済せずにブロックする
・返済日に払えない状態で連絡を切る
こうした場合は注意が必要です。
冷やかしだと言われてキャンセル料を請求されたり、勝手に振り込まれる押し貸しにつながったりするケースもあります。
借入後にブロックすると、トバシ扱いされ、会社や緊急連絡先への連絡を示される可能性もあります。
もちろん、闇金の違法な請求や脅しに従い続ける必要はありません。
ただ、説明も準備もないままいきなりLINEをブロックすると、かえって状況が悪化する場合があります。
まずは、相手とのやり取りを残し、自分がどの段階にいるのかを整理してください。
そのうえで、一人で対応し続けず、必要に応じて専門家や相談窓口に状況を伝えることが大切です。
闇金のLINEをブロックする前に、連絡を切った後に起こり得るリスクまで考えておく必要があります。

